王土会会報 第23号 (15.10.1)
目次

  1、王土会定期総会開催
 2、ご挨拶 武器・化学課長 福田 裕
 3、会員の声
 4、会員の近況
 5、新入会員、 訃報
 6、理事の紹介

  7、 編集後記

   ◇ 王土会定期総会開催
    
 去る6月13日、例年通り東京のグランドヒル市ヶ谷において会員106名(内名誉会員21名)の出席を得て第41回王土会総会が開催されました。
 開会の辞に引き続き、新井代表理事より左記の挨拶及び事業計画の説明がありました。
 「ご多忙中のところ多数の会員の皆様に王土会例会に出席頂き厚くお礼申し上げます。今年も総会後、山本誠氏(元海将)の講演を計画しました。爾後、場所を移し懇親会を実施します。懇親会には契約本部副本部長飯島将補以下、現役34名の参加を頂いております。
 今年度は2回の会報作成の他、秋には王土会ゴルフコンペも考えております。それから、後程細部説明させますが、会則の一部改正案を提案致しますので、宜しくご審議のほどをお願い致します。
 昨年も申し述べましたが、武器・化学課長のご配慮を頂きまして、補給統制本部火器車両部の皆さんのご援助を頂いて会を運営しております。皆様に紹介し、感謝とお礼を申しあげます。」      
 続いて、昨年の総会以降亡くなられた十四名の会員のご冥福をお祈りし黙祷が捧げられました。
[平成十四年度会計報告及び監査報告]
   収入の部     1,003,586円
       主な項目 前年度繰越金
              入会金及び年会費等
   支出の部       571,182円
       主な項目 通信費
              会報等印刷費
              事務運営費等
   来年度繰越金    432,404円

 上の会計報告は、監査担当理事より「厳正な監査の結果、異常のないことを確認しました」との報告があり、出席者全員の拍手を戴き承認されました。

[会則の一部改正]
 久光総括理事より下記のような会則の一部改正案についての説明があり、出席者全員から同意の拍手を頂き承認されました。
(会則第3条1項及び6条1項を改正)
・ 事業
会報及び名簿配布の会則を実態に合わせるため、第3条1項に「会報は必要の都度、名簿は2〜3年毎に作成し会員に配布する。ただし、入会年度は無料とする。」とあるを「会報は年2回を基準に、名簿は必要の都度作成し会員に配布する。」に改正
・ 会費
  王土会も高齢化が進み、正会員のみの年会費だけでは会の運営が困難になってきたため、  第6条1項に「正会員は入会金2,000円、年会費1,000円とする。」とあるを「会員(特別顧問及び特別会員を除く)は入会金2,000円、年会費1,000円とする。」に改正
 (従って、来年度から名誉会員につきましても年会費、千円を納めて頂くことになります。)
[役員の交代]
 司会の田中理事から下記の役員交代の報告があり、出席者全員から承認されました。
   退任理事  瀬尾 一彦 氏
   新任理事  大工園 洋海 氏
[新入会員紹介]
 更に、新入会員16名の紹介があり(当日の総会出席者6名)、前補給統制本部誘導武器部長の湯川正修氏から、宜しくお願いします――との挨拶がありました。

[講演]
 引き続き、元自衛艦隊司令官(元海将)の山本誠氏の講演(演題「拝啓中南海様」)が行われ、中国・台湾問題に精通した講師の体験談及び主張に全員が感銘を受けた様子でした。
 講演内容は別冊に掲載しております。

[懇親会]
 講演に続き会場を瑠璃の間に移し、懇親会が実施されました。
 最初の新井代表理事の挨拶に引き続き、武器・化学課長福田一佐から挨拶(内容後掲)を頂きました。
 続いて、司会者による遠隔地からの参加者の紹介の後、名誉会員の近藤様の音頭で乾杯し、懇談に入りました。懇親会には講師の山本様にも参加して頂き、また懇親会は和気藹々の雰囲気の中、定刻の時間が過ぎても引上げる会員はなく、大変盛り上がりました。
 最後に対馬の遠隔地から八一歳という御高齢にも拘らず毎年王土会総会に出席して頂いている小川様の音頭で万歳三唱が行われました。

  
◎ご挨拶
         陸幕武器・化学課長
     一等陸佐 福田 裕

 昨年の8月に武器・化学課長に着任しました福田1佐です。第14代の武器・化学課長になります。共通職域の勤務が長かったので、王土会の皆さんにはあまり知られていないと思いますが、宜しくお願い致します。
さて、最近の陸幕のトピックスをお話ししたいと思います。この時期ですので予算要求、そして中期計画、統合運用の検討等が挙げられます。予算は相変らず厳しい状況です。また、統合運用については、昨今、テポドンや工作船、そして国際貢献と活動地域・作戦地域の広域化と重複が進む中、迅速な対応を求められる事態が多くなりました。そこで、陸海空の運用は全て統合化しようということで検討が行われています。
 武器化学課正面に話を移しますと、ご存知のように「後方支援体制の変換」です。武器科部隊に代わって、整備大隊とか整備中隊という機能別部隊ができています。現在、これら改編によって武器科幹部の養成が間に合わず、幹部がかなり不足し、引く手数多の状態になっています。最近のニュースで、米陸軍参謀長シンセキ大将が退役され、後任を退役軍人から選ぶという話がありましたが、我々も幹部が不足しているので、この際、王土会の会員の方からもう一度武器科幹部に採用したいと思っております。(ジョーク)
「後方支援体制の変換」この流れは変えられません。ですから、明るい話題として捉えるべきでしょう。武器科部隊が無くなるという面もありますが、新しい仲間が増えるのも事実です。武器科部隊から兵站をリードする部隊へと新たな可能性が与えられているのです。我々に新しい仲間を結束できるだけの求心力・魅力がなければなりません。まさしく今は、武器科職種が変身できるか否かの正念場なのです。「継承すべきもの」、「改善すべきもの」を明らかにしつつ、陸自の新たな兵站ニーズに適合した職種への変身を成功させたいと思います。
 他方、王土会会員の皆様ばかりでなく、武器科OBから、全国に所在した武器科部隊がなくなり、昔の仲間に会いたいが、これから何処に行ったらよいかわからないという声を聞きます。ここら辺に、王土会の新たな役割が求められているのかと思います。東京のみならず、(各地に)支部が必要になってきたのかもしれません。いずれにしても、今後とも王土会の皆様には、変換に伴い、お知恵を拝借したり、ご支援、ご協力を頂くことが多いかと思いますが、宜しくお願い致します。
最後になりましたが、王土会の益々のご発展とご参会の皆様のご健勝を祈念致しましてご挨拶とさせて頂きます。

◇ 会員の声

       福岡県宗像市   有吉 研一

 退職後17年になりました。不器用者(字は折れ釘流,音痴でスポーツもダメ)が自衛隊勤務35年を楽しく過ごせたのは、武器科職種だったおかげと感謝してます。仕えた上司に恵まれたのも幸運でした。
 退職記念にワープロを購入、これが20年前に発売されていたら、さぞ楽だったのにと思いながら使用したものです。いくら入念に字を書いても見苦しかったのが、これなら同一規格の字であり何度も訂正可能なことが気に入りました。6年目にパソコン(一太郎4)に乗り換え95・98・Me・Xpと次から次に購入して使っています。インターネット・旅行計画・カーナビ・我が家の記録・新聞等のスクラップ・王土会知人の投稿や訃報記録・デジカメ程度ですから「遊び心」、これで人生の午後を楽しんでいる積もりです。
 約200坪の畑を耕作しています。家から3q程離れていますので農具はそこに格納して、車か歩いて通っています。耕運機は四十五年前のジーゼルエンジン付で捨ててあったのを貰い受け、自分で修理して動くようにしました。
 無農薬で有機栽培が自慢ですが、中々簡単ではありません。少しの野菜作りに沢山の虫と草取りが必要ですし、昨夏福岡は空梅雨で、夕方に10回以上水運びをしてわずかな収穫でした。今年はステンレス風呂3個を貰って連結し、畑の雨水を集める装置を作りましたので楽になるのではないかと思います。
 一昨年パスポートを入手後にテロ事件、そしてイラク戦争・サーズと次から次に危険なことが発生したため未だに外国旅行が出来ません。「来年のことを言えば鬼が笑う」そうですが、平成17年のpc新型を一番乗りで購入すること。王土会の総会に一度でいいから参加することを夢みています。王土会を支えてくださっている方々に感謝申し上げ、皆様のご健康をお祈りしています。

     茨城県阿見町   石毛 林造

将棋雑感
 高齢社会の到来と共に、定年後の生活設計の在り方が極めて重要である。国・地方自治体においても当然のことながら、生涯教育・生きがい推進活動等の施策に力を入れている。私は生きがいとは、日々の生活を如何に充実させていくかにつきるのではないかと考えている。そしてその充実感は、仕事を通じ、あるいは趣味活動を通じて得られる事が多い。私にはいくつかの趣味があるがそのうちの一つに将棋がある。その将棋が昨今隆盛を極めている。我々愛好者にとって誠に喜ぶべき現象である。プロ、アマ両者相携えて全国的な普及拡大を図った結果が、地方の隅々に至るまで、将棋が盛んに行われるようになった所以であろうと思う。将棋愛好者の一人として喜びを禁じ得ない。この様に将棋が発展してきた要因ないし背景は何処にあるのだろうか。普及拡大の努力に加えて将棋の持つ本来の魅力が根底にあるのではないか。その魅力について私なりに考えを整理して見たい。
 その1つは、知的ゲームであるということ。私は駒を媒体に二人で演ずる無言劇であると常々思っている。盤上の駒を使って自分の意思を表現し、相手にその答えを求める。その様に一手一手を相互に繰り返し終局まで続ける訳である。ここで求められるものは必然的に、読みの深さと正確さである。そのプロセスがなんとも楽しい。苦しい時もあるが。
 その2は、闘争本能を満たす。二人で行うゲームであるが必ず勝ち負けが伴う、勝った時の喜びと負けた時の悔しさ。優越と悲哀が交錯する一瞬である。この時その人の性格が現れ、その事自体が相互理解につながる。人間関係を一層深化させる。
 その3は、最小限二人でできるゲームである。お金がかからず盤と駒さえあればいつでも何処でもできる。その上このゲームの良いのは、世代間格差がないと言う事である。この事はプロの将棋界を見れば納得できよう。現在プロは15歳から67歳までの棋士が覇を競っている。棋力が有る限り第一線で活躍できるわけである。アマチュアにおいては、その点さらにゆるやかで年齢的な制限はない、棋力に応じて指せば良いわけであり、終身の生きがいのための趣味活動としていつまでも楽しめる。
 その4は、女性のプロ棋士制度がスタートしたこと。その活躍振りがマスメディアにのり、将棋に対する一般市民の認識を大きく改めさせた。すなわち女性を含む将棋フアンの誕生であり、職場における男女均等法を将棋の分野にとりいれたようなものであり、これがさらに共感を呼んでいる。また女性のプロ棋士にとどまらずマスメディアにのっての活躍も目覚しい。これらの要素がアマ将棋人口の加速度的増加に大きく寄与している。
 その5は、上述した将棋の持つ特性に加え、マスメディアの驚異的な発達があげられよう。将棋について言えばプロ棋界の動向、例えば様々なタイトル戦(七冠)の進行状況がリアルタイムで入手でき、愛好者間の日常の話題となる。それだけに、プロ・アマの距離感を著しく縮小し同好者としての親近感を生む。更にはパソコンの普及と共にソフトの開発により、一人でも対局ができるほか若年層にゲーム感覚での参入を容易にする等等の要因が重なりあって将棋愛好者を増やしている。
 以上述べたことはあくまでも私の個人的見解であり、異論をお持ちの方もあろうかと思います。
 最後に私ごとで恐縮ですが、私は4年前から「阿見町棋友会」の会長に就任。当時会員は40名前後であったが、平成15年1月末現在の会員数は丁度100名の大台に乗せる事ができ、推進役としての責務を果たしたものと自負している。今後の目標は、高・壮・青・小のバランスのとれた量の拡大と私自身の棋(気)力アップに引き続き努力したいと考えている今日このごろです。

       山形県東根市   大山泰雄

 若い頃はやる気になればなんでも出来ると思っていた。体も精神も酷使しながら夢に向かって懸命に努力を重ねてきた。将来に役立つかどうかなんて考える余裕もないほど忙しく働いてきた。ただただ頑張ってきたということだろう。
 果たせた夢もあれば果たせなかった夢もある。やろうとして出来ないことがあるとひどく落ち込むが、一度や二度の失敗であきらめたことはない。それは仕事(任務)に関することである。その他のことは案外臆病であったと思っている。
 「人生50年」という時代もあったが、古希(70歳)を過ぎて今思うことは、あっという間に過ごしてしまったという感じです。とにかく、これからの人生を大切に、有益に、自分のためにも人のためにも大切にしてゆきたいという心境の今日この頃です。

       神奈川県相模原市   尾西哲治

 自衛隊に34年、女子大に7年勤務し、昨年より細々と年金生活を実施しております。この間、地元の自治会役員を8年、体育指導委員を10年余、公民館体育部長を6年、そろそろ足を洗ってのんびり全国行脚にでも出ようかと思っております。
 現在、相変わらず下手な卓球、ゴルフ、囲碁に凝っています。

       神奈川県横浜市   櫻山 登喜夫

 調本横浜支部を最後に定年退官、その後、第2第3の会社勤務でいろいろな体験と勉強をし、平成10年3月卒業、17年が過ぎました。
 北朝鮮の動向が気になります。早く良い方向に伸展し、ミサイル等の洗礼のない様祈る心境です。
 ボケ防止の碁、体力維持のスポーツクラブ通い、楽しみの海釣り(船)や旅行等で現在薬の世話にもならず、元気に余生を過ごしております。

       茨城県阿見町   田澤 薫

 激動の世情の中にのんびりした小鳥の話――
鳥には白鳥やツバメのような渡り鳥と一年中日本にいる雀のような留鳥がいますが、子供の頃良く取りに行ったメジロが大好きです。メジロは晩秋の頃から初春にかけて人里に現れますので、メジロ君の大好きなミカンをヒヨドリなどに取られないように小さな出口をつけた網篭を造り中に入れてやります。これを庭木に取り付けて置きますと、冬中ピーピーという鳴き声と可愛いしぐさを楽しませてもらっています。もう直ぐ山に帰りますので寂しいですね。

      大分県杵築市   田中 浩

 昭和63年8月、武器学校の校門を背にして早くも15年、関連企業に10年、その後自営で技術情報の切り売りをやって五年間、近頃オツムの毛の薄さに比例して回転が鈍く体調も老化の兆しが目立って来ましたので、ここいらで「店じまい」とばかり今年から専ら九州の田舎で畑仕事や地域の奉仕に努めております。
 思えば34年に近文台に配属されて以来、十条のサーカス小屋からはじまり、霞ヶ浦、六本木、宇治、吉井、安平と主としてタマ一筋で育てて頂き、諸先輩の教えを何とか引き継げるようにとしたことを振り返って見ると、感慨新たなものがあります。
 退官後も15年間ずっと外野でタマ拾いをさせて頂きました(通算44年ばかりになります)。平成8年スエーデン陸軍からの招待でヨーロッパの近代弾薬の現況を見学し、併せて製造の細部までも教えて貰いましたが、技術やフィロソフィーは歴史の積み重ねと共に、従事する人達のプライドがあって初めて存在することをしみじみ感じました。その時、A・ノーベルの館(やかた)で過ごした時間は、「火薬屋」冥利に尽きる想いでした。

        東京都杉並区   西田 晃

 会員の皆さんお元気に日々をお送りのことと思います。私事で恐縮ですが、武校教育部長を最後に退官して企業戦士として異例の長期15年以上勤めた経験から2〜3申し上げたいことは @企業に10年以上勤めると厚生年金が受けられるので、出来るだけ企業を転職してでも長く勤めること A老後の介護や病気治療の便利性を考えて永住地を選定すること B長寿のコツは食事・運動・趣味について常に研究し実践すること―
以上は言うは易く行い難しですが、根性を持って追求すると自ずと道が開けてきます。まだまだ自分で遣りたい事業があるので頑張ります。皆さんの御援助をお願いして皆さんの御多幸を祈念申し上げます。

       神奈川県横須賀市  林 良一

 武校・武器隊等でご一緒にご勤務された皆様が誠に懐かしく思い出されます。その節は大変お世話になりました。勤めは昨年すべて終了し、現在は家庭菜園(約五十坪)で汗を流しております。種代肥料代の方が高くつくと云われながら近所に作物を差し上げ喜ばれております。
 また、月2回水彩画クラブ(23名中、男性5名あとは女性)にて神社・仏閣・街角等を若い婦人達と一緒に写生し、若いエネルギーをもらいながら楽しくやっております。

       愛知県蒲郡市   前田利昭

 「学生の本分は学業に精励することにある」と力んで話してみてもどこまで本気で聞いてくれているのかと、案ずることの多い若人達の代表が「NHK大学対抗ロボコンに優勝」日本一の栄冠に輝くという離れ技″を演じてくれました。長生きはするものですね。

       群馬県前橋市   松原 雅夫

 第2の勤務先退職後、一過性の脳梗塞、翌年には胃癌のため胃の切除と、3年目にしてやっと体調がもどってきたような気が致しますが、でも体力が落ち抵抗力が少なくなっておりますので、体力作りに頑張っております。

       埼玉県比企郡嵐山町   馬渡 謙

 私は昭和61年に退官しました。退官時はバブルの最盛期でありましたが、自衛隊には未だ厳しい時代でありました。
 あれから17年、国内外情勢の変化に対応し、自衛隊の改編、配置換え等が実施されており、PKO等海外活動にも進出し、今ではイラクの戦後復興にも出動する状況にあります。時代の変化をつくづく感じております。
 私は、現在福祉等に興味をもち、地域のため微々ではありますが、ボランティアを行っております。

◇ 会員の近況

        北海道恵庭市   池澤 誓夫

 退官後、中華料理をはじめて早や25年、ご承知のとおり不況の風をまともに受けています。今分かったことは、料理と云うのは本を見て出来るものでもない、先輩の指導を受けて出来るものでもない、自分がその街に受ける味を作り出すことが必要ということです。諸兄お立寄りください。

        新潟県新発田市   猪俣 政勝

 平成15年度から社団法人全国自衛隊父兄会新潟県支部連合会の副会長(兼新発田支部長)を拝命し、第2の御奉公と心に決し、子弟を自衛官として送り出している父兄のひとりとして、活動の根源は健康であることを信条として頑張っております。

       宮城県仙台市   井本 福美

 事務局の皆様大変御苦労様です。私も一度総会に出席をと思っておりますが、退官して団体職員を20年余り務め一昨年退職し、現在ボランティアの生活に入っております。日帰り出来る東京ですが夜間の会議が多く欠席致します。

        茨城県阿見町   岩田 勇

 平成13年より阿見町行政区の区長を委嘱され、3年目になりました。住民と町行政の接点に在り、多忙な日々を過ごしております。私的な観光旅行もままならず、ストレスをかかえております。王土会の御発展をお祈り致します。

       三重県松坂市   大西 静也

 いつも親身な御世話いただき有難うございます。私も退官後22年余過ぎました。遠い昔になりましたが折に触れ思い出すのは現職の頃のことです。緊迫する国際情勢のなか自衛隊の役割が大きくなってきました。陰ながらエールを送りたいと思っています。現在は町内会のこと、老人会のこと、それに趣味の書道・尺八でいろいろな人との交流の中で動いています。会の益々の御発展を祈念いたします。

       千葉県鎌ヶ谷市  大橋 弘幸

 現在まだ67歳。糖尿病と副鼻腔炎をかかえ、月3回の通院と毎日の会社往復や仕事等で、日平均1万7千歩以上を歩くことに努め、健康維持に頑張っています。タバコは去年9月、自己の意志の強弱を測るため周囲に宣言し禁煙しました。(意志は強いが時たま迷うことあり)。ビールは毎日350ml、1缶。但し脇に女房が居る場合。

      宮城県多賀城市   大濱 巍

 近況、禁煙に成功、ただし体重五s増、ダイエットのためウォーキングに励んでいます。元気です。皆様のご健康をお祈り致します。

      東京都練馬区   小野塚 栄作

 この度の地方選挙におきまして練馬区区議会議員に自民党の公認を得て立候補しましたが、皆様方からの温かいご理解ご支援を得まして当選の栄を得ることが出来ました。
 皆様のご期待に沿うべく、区議会と自衛隊のパイプ役として頑張りますので今後とも変らぬご指導ご鞭撻をお願いしたいと思います。

        東京都小平市   辛嶋 泰善

 総隊総監部武器課車両班長から幹部学校第2研究室長まで十余年間武器科の教範編纂、陸自後方支援組織研究等で、武器科幹部諸公には親交を重ね随分お世話になりました。どんどん自動化されてゆく兵器と、組織には古い脳味噌がついて行けず、この辺で失礼すべきと考えている次第です。

       岡山県倉敷市   児玉 源八

 86歳の爺になり、肩、腰痛、手のしびれ等、五臓六腑は未だ健在ですが、五体は次第に不満足になりつつあり、自衛隊時代が一番懐かしく偲ばれます。

       群馬県藤岡市   是澤 晴彦

 昨年6月に「古希」を経て、若干腰痛等のガタが出てますが、散歩等健康管理に気をつけて元気に過ごしています。王土会のご発展を祈念してます。

       宮城県仙台市   齋藤 昭夫

  会報22号大変懐かしく拝見致しました。私も退官後25年が過ぎ去り、馬齢を重ね古希から喜寿に限りなく近づいております。在隊は武処、武校、東北方面総監部等武器科であり乍ら、当時発展途上段階の時代であったため、霞ヶ浦、十条、武校、東北方面全駐屯地の施設建設整備に従事したのも今となれば好い思い出です。

      茨城県稲敷郡阿見町   坂上 英之

 昨秋、内臓手術をし、なんとか無事生還しました。年齢と共にいろいろ病気が出てきますが、これらと仲良く共存するよう努めながら、体力回復のリハビリに専念しています。
 
       兵庫県加古川市   佐々木 強

 王土会の益々のご発展を祈念しますと共に会報を読ませて頂くことについて、関係者の方々に深くお礼申上げます。紙面で旧知のお名前や近況を知ることは大変楽しく感ひとしおです。

       茨城県土浦市   篠原 輝夫

 平成15年2月4日突如脱力、救急車にて東京医大病院に入院し胆石症を手術、胆石を除去し去る4月15日退院、じ後自宅療養中であります。まだ胆石は除去未完ですが、現在一時的に自宅療養中で体力の回復を待っている所です。

       山口県山口市   篠原 俊夫

 75歳、何とか元気でおります。OB生活25年ですが北朝鮮問題では少なからず現役の皆さんと同じ気持ちでおります。イラクと異なり平和的解決を望むことは世界共通の願いと思いますが、特に現役の皆さんのご努力ご精進をお祈り致します。

        埼玉県川越市   菅  実

 連続2回の脳梗塞でダウン、目下リハビリで川越市霞ヶ関南病院に入院中のため残念ながら出席不能、目下パソコン訓練中です。

       宮城県多賀城市   菅原 守一

 会報を見て、皆さんそれぞれ健康に万全を期して、工夫されてるのが分かります。小生も自分なりの生活様式を変えないで頑張ってます。

       愛知県春日市   竹下 尚志

 この度の地方統一選挙で春日市政へ当選させて頂きました。微力ながら地域と自衛隊とのパイプ役として頑張る所存であります。

       千葉県柏市   鳥谷 雅也

 4月のゴルフで、身体のバランスが取れずにスコアが大変悪いので、病院でMRIを撮ったら、硬膜下血腫と診断、左頭部に血腫があり、そのために右足、右手の動きが重いことが判りました。早速4月16日、入院、頭部に穴を明けて洗浄する手術を受け、10日後に退院しました。現在は丸坊主頭ですが、毛髪が伸びる頃、元の生活に戻ることが出来ると思っています。

       石川県金沢市   中黒  治

 平成13年に脳梗塞になり静養中です。剣道も中止してます。銃砲・刀剣の登録審査員も辞めました。

        茨城県土浦市   中條 義道

 私、昨年一年余り入退院を繰り返し、歩行困難になり、失礼します。「王土会の総会」は古い方々とお会いできる唯一の機会であるので是非出席させて頂きたいと思っていましたが、残念でなりません。来年の総会までには歩行困難を克服して、元気で出席できることを祈っています。

       茨城県稲敷郡阿見町   中野 昭人

 理事会各位及び火車部事務局の皆様方に御世話になり感謝申し上げます。阿見福祉センターに週2〜3日勤めており、申し訳ありませんが欠席させて頂きます。王土会の盛会を祈念申し上げます。

       神奈川県横浜市   中村 茂

 7月で71歳になりますが、現在ビル管理をしています。何とか75歳迄働く予定です。十七会のゴルフ及び通信の横々クラブのゴルフ等を楽しんでおります。

      宮城県多賀城市   野口 茂光

 腰痛に若干のガタはあるが老いを感じない?日常生活、囲碁に山登り、そして町内会長、納税組合長等、お世話になっている地域への恩返しなどで日々を楽しんでいます。会報の新型師団等の紹介大変有意義でした。

      兵庫県伊丹市   橋本  良

 長男が真駒内におり「雪祭り係」をやっております。私は会社の会報に毎月1回投稿「歴史と人物」をテーマにして5月号は「柳生新陰流」、6月「バイキング」、7月「ネルソン」を予定しております。

      岐阜県岐阜市   廣瀬 一明

 会報、総会のご案内うれしく拝受を致しました。いつも乍のご高配に深謝致しております。定年退官より30年を経過し、在職年数よりも多く、傘寿を迎える年になり、医療の加護と家族のお陰で余生を送って居ります。

       鹿児島県楫宿郡山川町  松下 彦熊

 現在、宮仕えも終えて、これからは「自らの国は、自ら守る」若い青年達を自衛隊に送り込むために、施策として、山川町自衛官募集相談員、山川町自衛隊父兄会支部長、鹿児島地連後援会員、山川町民生委員等々の活動をしながら協力しています。

       佐賀県鹿島市   松本  武

 最近部隊を訪問致しましても編成が変り、行き先に迷うような状況です。本日の王土会の会報は良い参考になりました。今後も会報紙により部隊の状況等をお知らせ下さい。お願い致します。

       鹿児島県大口市   宮竹 常完

 鹿児島市内で療養しておりましたが、5月12日大口市内の病院へ転院することになりました。まだまだ完全回復とはいえませんが故郷の風に触れて少しでも良くなればと願っています。(宮竹雅子)

       兵庫県宝塚市   山田 告

 王土会の発展のため、ご尽力賜り厚く感謝を申し上げます。小生、現在のところ至極元気、地域のOB等の取りまとめ等の他、兵庫県地球温暖化防止活動推進員として、意欲的に毎日を忙しく活動させて戴いて居ります。今後とも宜しくお願い致します。

        神奈川県横浜市   山田 十郎

 隊の編成、装備の近況等の解説、隊友の生々しい生き様等興味深く読ませて頂きました。胃癌の術後も順調に痩せながらも元気で、顧問業(片道2時間、電車4回乗り換え、徒歩20分の通勤)も続けております。(満86歳)
 諫早湾及び有明海の清浄化についても微力ながら孤軍奮闘中です。
 
         埼玉県足立郡  山本 賢

 昨年12月末よりJICA派遣でカンボディアに行っております。2年の予定です。


   
☆ 新 入 会 員

 下塚 勢二郎(5SSMR)   前田  優(九処) 
 齋藤 隆夫(中業支)      山本  登(武校)
 古賀 美好(九処富野)    廣田  博(補統本)
 岡本 厚(善通寺業務隊)  西田 壽光(関東処)
 大西 俊美(補統本)     荒木 秀一(契本)
 小林 正志(武校)       早田 清美(補統本)
 高以良 和雄(契本)     湯川 正修(補統本)
 原  敬二(中業支)      田中 一平(補統本)


  
★ 訃 報

「心からお悔やみ申しあげます」
長谷川 正(十条)   [平成12.7.11]
山口 和衛(東北処)  [平成13.5.24]
吉村 克己(東北処)  [平成14]
吉岡 哲雄(桂)     [平成14.2]
西尾 勝敏(三軒家)  [平成14.2.3]
近藤 冨彌(四武器) [平成14.9.7]
榮 敬二郎(技本)   [平成14.11.20]
田中 重綱(一二普連)[平成14.11.1]
奈古 正彦(調本)   [平成15.1.25]
白石 儀角(一三武器)[平成15.2.10]
植田 喩 (武処)    [平成15.2.27]
柴田 次男(会監)   [平成15.3.12]
武田 吉巳(東北処)  [平成15.4.13]
田谷 純治(武校)   [平成15.5.16]
八代 孝 (十条)    [平成15.8.7]
田中 隆 (十条)    [平成15.9.5]

(王土会事務局で掌握致しました会員の物故者のご氏名を記載しております。)


理事の紹介
 王土会役員の一部交代がありましたので、全役員をあらためて紹介致します。(☆印は新任理事)
代表理事 新井 光雄(平成4年退官)
総括理事 久光 禧敬(平成5年退官)
理 事   松尾 昭(昭和54年退官)
 々     馬渡 義明(平成元年退官)
 々     澤田 和明(平成8年退官)
 々     田中 敏勝(平成9年退官)
 々     柚本 計悟(平成10年退官)
 々     忰田 登志男(平成10年退官)
 々     大屋敷 博(平成13年退官)
 々   ☆大工園 洋海(平成14年退官)

編集後記
▽会員の声・近況につきましては、葉書等を5月〜6月頃頂きましたので、内容に時候等の不整合がありますが、そのまま掲載しております。
▽ 会報22号(王土会総会のご案内)のお届けが遅くなり、会員皆様にご迷惑を掛けしましたことをお詫び致します。(T・k)

(お願い)――会員の方の住所変更、ご逝去等の人事異動等がありました場合には、冒頭ページに掲載の「王土会連絡先」へ連絡をお願い致します。
















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