王土会会報 第13号 (10.10.1)
目次

1、定期総会盛大裏に終了
2、陸幕武器化学課長の挨拶
3、インターネット
4、会員の近況
 (1)会員からの便り
 (2)新入会員
 (3)訃報
5、事務局から
6、編集後記
7、最近の装備品の紹介C
  ◎ 定期総会盛大裏に終了
 今年で数えて第36回目となった王土会定期総会は、薫風香る5月15日に恒例となった東京のグランドヒル市ヶ谷において、19名の名誉会員を中心に会員130名と新編なった陸上自衛隊補給統制本部の本部長土井陸将をはじめとする52名の要職にある現職自衛官が一堂に会し盛大に執り行われた。
 先ず、高木代表理事による挨拶を兼ねた以下のような報告があった。
1、会員の動向
  現在の王土会会員数は1,101名
  昨年の総会時以降の新入会員30名
  過去1年間に亡くなられた会員11名
2、本会事務局移転の件
 引き続き十条駐屯地に置いてもらうこととなり、その担当は陸上自衛隊補給統制本部火器車両部でご支援いただくこととなった。
 事務局の直接の担当者は補給統制本部火器車両部補給計画第1課管理班
      渡 辺 雅 美 1曹
      03908)5121
3、会員名簿の件
  前回発行して早5年余り経ち、その間毎年追録を発行、その枚数も増え不便となってきたのでそろそろ更新をしたいと考えている。このためこの秋頃から更新の作業にかかるべく計画を立てており、次回の会報発送時に名簿作成の資料を同封することとしているのでその節は宜しくご協力をお願いする。
 以上で代表理事の挨拶が終わり、引き続き会計理事による会計報告及び監査理事による監査報告が行われた。
1、会計報告
 ア、収入 1,646,052円
    主な項目前年度繰越金
        入会金及び年会費
        総会費からの繰入
、       特別会計からの繰入
        利息
 イ、支出   940,337円
    主な項目通信費、香典弔電費
        会報等の印刷代
        事務運営費、謝礼
 ウ、次年度繰越金 705,715円
(注)「特別会計からの繰入金」は、皆様にご協力頂いたタイピンセット頒布事業の売上金で約16万円
2、監査報告
  監査の結果、異常のないことが報告された。
次いで、理事の交代、及び新入会員の紹介が行われた。
1、理事の交代
  退任財津永武(在任期間7年、ご苦労様でした)
  新任澤田和明(宜しくお願いします)
2、新入会員の紹介
  昨年の総会以降、新たに元武器補給処長の久留島陸将他29名の新入会員が入会、当日出席された久留島氏他2名の方が壇上に上がり自己紹介により紹介され、代表して久留島氏が「これまでは現役の一員として大変お世話様になりましたが、これからは王土会の会員として宜しくご指導のほどお願いいたします」との挨拶があった。
そして、最後に、恒例となっている陸幕武器化学課長神本1佐の挨拶兼ねた武器科の現況についての報告(後掲)があり、総会の前段が終了した。
 引き続いて、後段の懇親の宴に入ったが、中央に設けた名誉会員席(椅子席)を中心に会員所在の県別の卓を周囲に配置したいつもながらの立食バイキング形式のパーティーは老いも若きも現下の不況をしばし忘れ、回顧録に、或いは未来の展望にその話題の尽きるを知らぬ勢いをみせ、2時間の制限時間もあっという間に過ぎ去ってしまった。
 来年も同じような時期に予定しているので一人でも多くの会員の出席を得て、思いもよらない出会いを演出していただきたい。

   ◎ 武器化学課長の挨拶
 先ずもって「王土会総会」のご盛会を心からお慶び申し上げます。
 武器科の最近の状況ですが、本年3月、武器補給処が廃止され補給統制本部が新編されました。後方支援体制の改革の始まりであります。武器科出身の土井陸将が本部長となられまして、円滑な業務遂行のために日夜懸命の努力をいただいております。今のところ順調な立ち上がりとなっていることをご報告させていただきます。諸先輩に置かれましては折を見て、近代化なった補給統制本部を一度ご覧頂きたいと思います。
 この改編で従来武器補給処十条支処にお願いしていた「王土会の事務局」を、補給統制本部火器車両部にお願いすることになりました。私は、武器科のOB会中心となる王土会の事務局は、東京に置くことが相応しいと思っておりましたので、心から喜んでおります。
 事務局を火器車両部に置くことが出来ましたのは、偏に佐伯1佐をはじめ火器車両部関係者の深いご理解のたまものでありまして、職種を代表して感謝申し上げたいと思います。
 さて、昨年から財政構造改革が叫ばれ、平成10年度予算は9年度予算と同額以下に据え置かれまして、武器化学課は大変は厳しい予算環境に置かれております。そこで少し過去の予算環境を振り返ってみたいと思います。
 昭和30年頃からの国家予算の推移を見ますと、一般会計は、昭和30年は9,915億円でしたが、
  昭和40年   36,581億円
  昭和50年  212,888億円
  昭和60年  524,996億円
と、昭和60年頃までは急増しておりまして年率で約14パーセントの高い伸び率を示しています。
 一方、防衛関係費は、
  昭和30年  1,349億円
  昭和40年  3,014億円
  昭和50年 13,273億円
  昭和60年 31,371億円
となっておりまして、年率で11.1%と数字は小さくなっていますが、これもまた高い伸び率を示しています。
 予算の一般会計にしめる比率は、昭和30年は13.6%でしたが、10年毎に8.2%、6.2%、5.98%と低くなっておりまして、最近は6%前後の値を示しています。
 今日まで防衛力の近代化を押し進め、今日の防衛体制の骨格を順調に整えることが出来ましたのは、将にこの昭和30年代から昭和60年代頃までの我が国の高い経済成長率に支えられたからこそと思います。
 昭和60年以降はどうだったでしようか。
 1989年、即ち平成元年にべルリンの壁が崩壊し、東西対立が終焉を迎えました。
 翌年がイラクのクウェート侵攻となるのですが、昭和60年以降の予算がどうなっているかと云いますと、平成9年までの予算は、一般会計の伸び率が年率約3.6%程度となり、防衛予算の伸び率は年率約4.2%となっておりまして、防衛予算の一般会計に占める率は6.4%程度で推移してきました。
 ここ10年は、我が国の経済的規模が大きくなったこと、先進国入りして成熟社会、高齢化社会を迎えたことなどから成長の鈍化傾向が著しくなってきました。加えて、昨年から財政構造改革のために厳しい予算となってきており、財政構造改革法の見直しにより2005年までは今年度の予算環境が続くものと考えられます。
 最近の武器化学課の予算を見ますと、平成3年をピークに次第に減少しておりまして、正面予算はここ5年間約2500億円程度となっております。正面経費は近代化に伴い、なんとかなっているのですが、整備諸費の確保が段々難しくなってきています。端的な例を申し上げますと、74式戦車は、昭和50年代後半から60年代前半は年間60から70両を調達していました。
 その戦車が今オーバーホールの時期を迎えております。現在予算では40両程度を確保するのが精一杯の状況でして、年々整備の積み残しが出る状況となっています。
 90戦車は現在17両のペースで取得しておりますから、年々40から50両ペースで空き枠が生じ、更にオーバーホール数の不足により不稼働となる戦車が出ますので、防衛大綱で定められた戦車9百両の定数さえ保持できなくなり、10年後には5百両程度まで落ち込む深刻な事態を招きかねません。
 新車を買ったが定期整備に出す金がない、修理代・ガソリン代が払えないというのが今日の防衛予算なのです。
 整備費は大半を歳出から国債に振り替えていますから、予算は付け払いで一杯、ローン地獄に陥っている様な状態になっています。  
 この状況が2005年まで続くようですと、抜本的な見直しが必要となってくると思われます。
 冷戦が終了し、防衛環境が著しく変わっております。
 従来型の北方における対着上陸作戦を前提とする重装備主体の防衛力整備から、厳しい予算を踏まえた新しい防衛力整備に移行しなければならない日がやってくるような気がします。
 それは我々武器科にとって必ずしも有利とは言えないものかもしれません。
 しかし、いずれにいたしましても、今後益々厳しい時代を迎えようとしていますが、少なくとも現時点では、現役の後輩はそれぞれの分野で着実に任務を果たしており、武器科への信頼は従来にも増して高まってきていると自負しております。
 お陰様で最近の武器科の昇任状況には目覚ましいものがあり、他職種から羨ましがられるほどですが、これは本人の努力は勿論のこと、関係者の努力のお陰であるとともに、これも偏にここに本日ご参会の皆様をはじめとする諸先輩が築かれた伝統のお陰だと思います。
 今後もこの伝統を引き継ぎ人材育成に尽力して参りたいと思っております。
 諸先輩におかれましても健康には十分留意され、時には部隊にもお運びいただき、後輩に忌悼のないご指導を賜りますよう宜しくお願い申しあげます。
 本日の王土会にお招きを頂きましたことにお礼を申し上げますとともに、本会のご盛会に対し重ねてお慶び申し上げ、挨拶とさせていただきます。

  ◎ インターネット
 今回は、突然と言った感じのお話をします。
 それは「対人地雷全面禁止条約」についてのお話です。
 昨年12月3日当時の小渕外務大臣は、カナダの首都オタワにおいて、日本政府を代表して「対人地雷の使用、貯蔵、生産及び移譲の禁止並びに廃棄に関する条約」(以下対人地雷全面禁止条約という。)に署名をされました。
 その条約の概要及び現状について簡単に説明します。
   対入地雷全面禁止条約の概要
●一般的義務(第1条)
 (1)使用、開発、生産、保有、及び移譲の禁止並びにこれらの援助、奨励及び勧誘について禁止。
 (2)条約の規定に従って全ての対人地雷を廃棄
●例 外(第3条)
   地雷探知、除去、廃棄に係わる技術開発・訓練のための保有、移譲は例外。
●貯蔵されている対人地雷の廃棄(第4条)
   自国の管轄・管理下で貯蔵されている対人地書について、条約の効力発生後4年以内に廃棄。
●地雷敷設地域における対人地雷の廃棄(第5条)
   管轄・管理下の地雷敷設を特定し、文民保護措置をとるほか、その中の全ての対人地雷を条約の効力発生後10年以内に破棄(締約国会議等の承認の下、更に10年以内の期限延長。再延長も可。)
●国際的な協力及び援助(第6条)
   地雷除去、被害者支援等における国際協力・援助
●透明性についての処置(第7条)
   寄託者たる国連事務総長に貯蔵数、地雷敷設地域、廃棄計画等を報告。
●遵守の促進及び遵守を明らかにするための説明(第8条)
   寄託者及び締約国持別会議を通じて他の締約国の条約遵守について確認を要請。締約国の3分の1以上の賛成で締約国持別会議を開催。締約国会議等は事実調査使節団の派遣を議決可。事実調査使節団は調査結果を締約国会議等に報告し、同会議は是正措置を勧告。
●国内の実施措置(第9条)
   締約国は、違反防止・抑止のため、刑罰を含め、あらゆる適当な措置をとる。
●署 名(第15条)
   1997年12月3日から4日の間はオタワで、5日以降発効までは国連本部で、署名のため開放。
●効力発生(第17条)
   40箇国の批准書寄託から6箇月で発効。
 ちよっと古くなりますが、平成9年12月5日現在での署名国は、イギリス、フランス、ドイツをはじめとする120箇国でした。此の時点では、アメリカをはじめ、周辺諸国のロシア、中国、韓国、北朝鮮そしてイラク、イラン、イスラエル、インド、パキスタン等は署名に応じていませんでした。
 防衛上考えさせられる点がここにあります。本当に国土防衛が緊迫している国は署名など余裕はないのでしよう。しかし、言葉を変えれば、一番批准してもらいたい国が署名していないとも言えます。決してバラ色の「対人地雷全面禁止条約」ではありません。世界の現実は厳しいものです。
 ところで、今年8月上旬時点で本条約の批准国はおよそ30箇国になったということです。効力発生に必要な国数40箇国の批准まで、もう少しのところまできました。
 そうなれば、日本政府は否応なしにこの条約に対処せざるを得ません。「対人地雷全面禁止条約」の発効はもうすぐです。
 防衛庁、なかでも陸上自衛隊は、予算は伸びない、人員のリストラは待ったなし、対人地雷は全面使用禁止と、四面楚歌ともいえる状況でしよう。後輩諸氏には、益々ご苦労が増えることと思います。私どもも何か応援できることがあれば大いに協力したいと思っていますが。
 今回は、「対人地雷全面禁止条約」についてその概要と現状のほんの一端を紹介しましたが、現状のままでは一部のマスコミが褒め称えるような効果のある「条約」とは思えません。
 しかし、耳障りのいい「条約」であることには間違いないようです。
 (大半の資料は外務省のホームページに掲載されているものを使用しました。)
         担当  久光禧敬
 (編集着から)
 毎日新聞の記事によると、9月1日、カナダのアタスワージ外相が、オタワで報道陣に対し、対人地雷全面禁止条約について、「数週間内に必要なだけの批准国が得られると予想している」と述べ、9月中にも発効に必要な批准国数の40箇国に達するとの見通しを示していることを付記しておきます。)

   ◎  会員 の 近 況
   ☆  会員からの便り
 (株)日本製鋼所を退職しました。約7年の勤務でしたが大変お世話になりました。
 目下充電中です。
          (広島市 青木泰明)

 持病(股関節症)相変わらずのため、もう暫くの間欠席させていただきます。
          (塩尻市 麻田雅夫)

 王土会の益々の発展と会員皆様方の健康をお祈り申し上げます。
、老化防止のため、まだ勤めています。休日は畑や山へ、野菜作りも面白いものです。
      (鹿児島県入来町 厚地国重)

 昨年12月中国火薬(株)を退職致しました。以来健康維持に努めながら自由な生活を満喫しております。
      (群馬県榛東村 秋元一一)

 ボケ老人になり、木を植えて花が咲くのを楽しみにしております。
 静岡市緑町二ノ三七 白鳥方に長期滞在中です。
     (東京都杉並区 伊藤シン吉)

 年齢相応の色々な病気と付き合いつつも、何とか一応元気(?)に過ごしております。
兵砧関係の大政革、興味深く読みました。
昔の武処を憩い一寸淋しい感じがします。
        〈(平市 石丸逸郎)

リンパ腫を患い、現在療養中です。
         (小都市 池田幸義)

 田舎暮らしにも慣れ、自然の中で快適に過しています。
      (三重県磯部町 池田正夫)

 退官後11年勤務した住友海上火災を本年3月退職し、目下充電中です。
         (青森市 岩渕明一)

 狭心症のため行動困難、また老妻は1年4ケ月入院中で介護に困難しています。
         (松戸市 岩瀬清一)

 78歳になりました。今年初め胆嚢炎で胆嚢を切除しました(胆石の径32_)
 皆様の健康をお祈りいたします。
        (習志野市 石塚 武)

 元気で頑張っています。町の高齢者能力活用センターで週3〜4日位仕事をし、後は図書館通いをしてボケにならぬよう努めています。
       (群馬県新町 井野 茂)

 今回、武器補給処が他の中央補給処と合し、補給統制本部と関東補給処が誕生したそうですが、私は武器科操典の編纂にあたり「U・W種の補給整備』の章を担当させてただきましたので、陸幕第5部、各職種部隊指揮官・幕僚の方々が参加される編集の会議に列席させていただくことができました。
 この会議の席上で多くの優れた諸先輩の卓越した意見や貴重な経験を拝聴し、自衛隊の未来に明るさを感じ、胸を張らせたものでした。
 いま、その武器科操典も役目を終わろうとしていることを知り、一つの時代の終わりを感じています。       
        (上福岡市 石川 皎)

 九州の山の中のど田舎で何とはなしにぼーっと生きています。何分時間が昼と夜の区別だけで、これは明日へと延ばしていくと1〜2年はすぐ経ってしまいます。
       (福岡県豊津町今井信武)

 近況
1、趣味活動 将棋(週3回) 陶芸(週1回)
2、ボランティア活動 (週1回)
3、ふれあい農場での野菜手作り
4、図書館利用による読書(月7〜8冊)
5、投資研究
等々、やることが多くて楽しい日々です。
        (茨城県阿見町 石毛林造)

 退職後20数年、毎年何名かの訃報に接し淋しい昨今です。
 専ら、老化の早く来ないように趣味と教養の向上に努めているところです。娘一家4人と同居の6人暮らしで、今のところ健康体で悪いところはありません。
          (つくば市 上野武夫)

 定年退官後いつの間にか25年を経過しましたが、今のところ元気で消光しております。
         (豊中市 大村孝三郎)

 西伊豆町浜連合区の役員をやっています。
74歳、極めて元気に頑張っている。
      (静岡県西伊豆町 鬼塚越雄)

 わいわい、がやがや、話題は旅のこと、病気のこと、健康維持のための運動のこと等たわいないお喋りでただ一人の戦友と時を過ごしております。
 退官して20年目「光陰矢の如し」を痛切に感じる今日この頃です。
        (岩手県大野村 大杉栄二)

 5月末日をもって第2の職場であった日立製作所を退社しました。長い間大変お世話様になりました。
    (茨城県ひたちなか市 大津武昭)

 昨年泌尿器の大手術をしてから外泊ができなくなりました。
         (恵庭市 小野島直行)

 この4月で小生80歳の大台に乗りましたが、昨年は2月と12月の2回、脳虚血性発作で意識を失い救急車で入院しました。幸い経過は良く現在通院中です。
          (藤沢市 小山 麓)

 三井生命北九州小倉ビルの管理責任者として勤務していますが、最近血圧と腰痛に悩まされています。
         (北九州市 岡村青一)

 満76歳を過ぎましたが、気力、体力共に旺盛で、年金相当分の奉仕活動を展開しており、多忙を極めています。
       (長崎県厳原町 小川 巌)

 急速な電子関係技術の進歩に神代時代の人間には74戦車にも戸惑う次第、引きこもっておるのが適当かと思っています。
       (東京都小平市 辛島泰善)

 お陰様で元気に暮らしています。昔を偲び、王土会の益々の発展を祈っております。
        (千葉県相市 門脇貞三)

 様変わりをした武処を一度見学したいと思いながら思いを達することが出来ず残念に思っています。
       (静岡県御殿場市 北 重夫)

 今年の2月に入会させていただきました。今後とも宜しくご指導の程お願いいたします
          (札幌市 日下光次郎)

 会報等により新しい情報をお送りいただき感謝いたしております。何分にも田舎者であり、農繁期とも重なり東京まで足を延ばすことが出来ません。
          (延岡市 鎌田忠俊)

 十条駐屯地の様変わりは後方支援体制の変革の象徴を示している者と思います。
これを期に王土会の存在意義を更に増幅されることを期待するものです。
      (山口県小野田市 北鳴一孝)

 1月以来目眩の療養中でしてが、やっと目眩とは縁遠く成りつつあります。外出の機会も増やしてはいますが、まだまだ自信なし。
       (東京都杉並区 近藤清秀)

 (株)ジャックス苫小牧営業所に就職して早くも10年の歳月が流れてしまいました。
 冬の自動車通勤は大変ですが、後1〜2年は頑張りたいと思っております。
         (千歳市 古幡 直)

 第3の人生は安田火災キャリャーSに勤めております。今後とも宜しくお願い申し上げます。
       (兵庫県三田市 北村 博)

 三菱重工航空機特車事業本部を昨年夏退職しました。今後とも宜しくお願いいたします。
       (茨城県阿見町 河村和彦)

 転倒、入院60日。足が弱まり歩行不如意リハビリ中です。
       (埼玉県桶川市 川原寅夫)

 幸い健康に恵まれ、地域の文化活動の向上に微力ですが貢献させていただいております°
      (茨城県つくば市 喜多英雄)

 十条発動機工場長を最後に定年退官して爾来30年を過ぎた。80を過ぎると随分足腰が弱くなり歩行やや困難。十条の益々の発展を願って止まない。同期に山田十郎、上橋道治、後輩に志垣亮介、岩瀬馨君等がいたが元気だと思う。
       (川崎市多摩区 木下里二)

 65歳を過ぎましたが、お陰様で元気に坂東運輸(株)高崎営業所に勤務しております。公安委員会からの許可受業務を担当しています。
       (群馬県藤岡市 是澤晴彦)

 お陰様で元気です。何かと野暮用に追われながら過ごす毎日ですが、一日が短く感じられるこの頃です。年のせいでしょうか。
       (福岡市博多区 河野敬敏)

 高木代表理事様お元気でしようか。兄正吉が逝ってから24年が経ちました。歳月の早さに只々驚くばかりです。兄弟3人大変お世話になり忘れたことはありません。私も何とか元気で損保の代理店を営み13年経ちました。もう少し頑張りたいと思っております。
         (恵庭市 菊池 正)

 王土会会報いつも興味を持って読んでいます。小生は、地域の支援の仕事をして気力と体力の老化を防ぐようにしております。
 近くの農園で野菜の収穫の楽しみも味わっております。
       (東京都中野区 加治 勇)
 3月に定年退職し、引き続きパートで管理職という変則的な勤務ですが健康維持に留意し、楽しくやっています。
       (茨城県阿見町 坂上英之)

 九州に来て4年が経ちましたが元気で楽しく過ごしております。
        (福岡市南区 榮 春雄)

 第2の就職の料金所動務も3年半となりました。今春三陸自動車道はやっと南三陸へ延伸し、三陸道として名実ともに芽生えた感じです。私は延伸に伴い、新たにオープンした石巻料金所勤務となりました。
 (発句二吟)
  三陸へ伸びたロードの にぎやかさ
  春うらら 夜の寒さは 真冬なみ
     (宮城県鹿島台町 佐々木四郎)

 胃癌手術から6年目に入って喜寿の祝いを越し、今のところ体調をどうにか維持しておりますが、体重が46kgまで細ってますので人前に出るのが億劫になってしまいました。
       (福岡県久留米市 貞包貞悟)

 中高年代を越えつつあるも、疾患と伸良く付き合いながら元気といえる生活をしています。
        (宮城県名取市 佐藤省一)

 私は昭和59年、白老の弾薬支処を最後の勤務地として退官し、一昨年白老から北広島市に移り住んで1年余、この間王土会の会報を楽しみに元気に過ごしております。
       (北海道北広島市 佐藤 宏〉

 第二の人生も卒業し、年齢相応に健康で、花や野菜作りに生き甲斐を見出しております。
       (秋田県秋田市 佐藤正則)

 満80歳になりましたが、何とか家でうろうろしております。
      (宮崎県宮崎市 志津野嘉民)

 現在腰痛治療中です。会報により武器を含めて陸海空の補給統制本部及び関東補給処の新編発足等、目を見張るような発展充実ぶりを知り、往時十条駐屯地に勤務した者として感無量のものあり。益々の発展を祈ります。
          (土浦市 篠原輝夫)

 元気ではありますが、第二の人生で稼働しており、暇が無くてこまっております。
 本年、満70歳になりました。
          (山口市 篠原俊夫)

 妻のパーキンソン病逐次悪化(身体障害者手帳3級→2級)。私も昨年暮れに前立腺癌を告知され闘病治療中。
        (東都市南区 島田 巍)

 持病(脳梗塞)のため総会等に出られません。昨年は墓を建て、白内障(両眼)の手術をしました。
     (神奈川県伊勢原市 島野文男)

 高齢とリュウマチに罹り日常生活にも不自由感じる今日この頃です。会報は楽しみに読ませていただいております。
       (広島県熊野町 白石儀角)

 土浦の関東補給処が完成されましたとのこと、喜ばしい次第で昭和30年頃創設に参加した者として見学したい思いでいます。
       (官城県多賀城市 菅原守一)

 左足不良のため歩行困難となりました。
         (土浦市 杉本政四郎)

 本年2月で会社を定年退官し、現在趣味の囲碁、ゴルフを楽しんでいます。
        (群馬県大泉町 砂賀小二)

 会報ありがたく拝読いたしました。大先輩の方々の訃報が多くなり感無量です。
     (北九州市小倉北区 瀬戸 弘)

 町内会の詩吟サークルで頑張っております。
           (札幌市 関崎秀一)

 体調不良で医師の指導のもと加療中です。
        (茨城県阿見町 高井義純)

 市川市内で転居しましたが、病気療養中です。
        (千葉県市川市 高橋 功)

 肺癌手術後、自宅療養中です。
        (埼玉県三郷市 田中勝博)

 小生、目下病気療養中です。
      (長野県小布施町 田中七郎)

 第37回定期総会(来年)には古希記念として出席させていただきたいと思っております。
 ボケないように毎日1時間程度強歩運動を励行しております。
     (熊本県合志町 田口武茂)

 満82歳になりますが、相変わらず元気です。
      (東京都町田市 多田六朗)

 8年秋の武処企画室OB会の出席時に較べ施設等も立派になりましたが、武処の名称がなくなるのは少し淋しい気がします。
 近く81歳を迎えることとなり、周りが淋しくなってきました。施設が立派になるのを眺めるたびに世の中の大きな変化を感じます。
      (茨城県土浦市 中條義道)

 左膝痛と緑内障(左視力0、右視力0.3〜0.6)のため外出不如意です。
      (横浜市榮区 出川亀太郎)

 武校を去って30年。80歳を迎えるこの頃、情報に疎く、会報が線を結んでくれます。
      (栃木県宇都宮市 永井 淳)

 今年は古希を迎えます。年々東京も遠くなってきました。
       (札幌市南区 長沼昌三)

 私は元気で町内会のことで歩き回っていますが、老母の介助のためなかなか手が放せません。
      (埼玉県熊谷市 中村 猛)

 火薬類保安協会を退職しましたが、社会奉仕(歴史、映画等)に勤めております。
        (群馬県高崎市 千代清彦)

 毎日剣道の稽古に励んでおります。
        (兵庫県姫路市 長野武夫)

 一病息災、週1ゴルフを楽しんでおります。
        (福岡県宗像市 中村 実)

 1年前より(株)環境保全センターに勤務しております。
       (宮城県仙台市 中村昭六)

 昨年9月初旬、胃潰蕩の病気に見舞われ、やむなく胃部全摘手術を受け、毎日療養、通院に専念している状態です。
一       (茨城県日立市 長山州宏)

 体調を崩し、目下入院中(5月の時点)、たいしたことはないと思います。
       (千葉県習志野市 西川快計)

 3月2日より浦和市内で教室を開設し、月曜から土曜まで授業を続けています。
        (埼玉県浦和市 西島 皎)

 第3の就職先の(株)須田製作所で頑張っています。NTT、空港、防衛庁のレーダーアンテナ関係ですから王土会とも関係ありま
すので宜しくお願いします。
       (東京都杉並区 西田 晃)

 昭和28年〜33年まで武器学校に学生で入校、大変お世話になりました。
 原則の中に「数値の尊重」がありましたが、その重要性は制服を脱いで更に認識しました。即ち、「火だるま」は「予算の削減率」であり、「貸し渋り」は「流動比率」「負債比率」であると考えます。元気でやつています。
       (兵庫県伊丹市 橋本 良)

 退官後6年を経過いたしましたが、中小企業の第一線で頑張っております。
       (茨城県土浦市 西村邦夫)

 いつの間にか齢87歳、足も不自由になりました。
       (東京都日野市 芳賀留重)

 職を辞してから3年1ヶ月。傷めた右足(身体障害等級6級)のリハビリで毎日を過ごしております。
     (東京都日野市 羽田野登稔)

 左半身の自由が利かず歩行も困難な状態で出かけることが出来なくなりました。
       (千葉県浦安市 原田敏彦)

 本年3月、新潟工場から本社(千葉県相市)へ社内異動いたしました。
       (茨城県土浦市 原武 正)

 退官より24年、本当に歳月の経つのは早く、70歳も越えて4年、医薬頼りに余生を送っております。
      (岐阜県岐阜市 広瀬一明)

 入院中です(5月現在)
      (東京都中野区 藤井勝也)

 今年の3月に(社)茨城県宅地建物取引業協会土浦つくば支部を定年退職しました。
       (茨城県阿見町 藤枝 操)

 元気でおります。週に二度出社して現業事務を担当しております。これが小生の唯一の老化防止と考えております。
        (東京都保谷市 古田陸彦)

 好転しない景気に、悲観的になりがちな状況下にあっても、分に応じて目標を定め、その達成に努力する多くの若者の姿に勇気づけられ、お陰様で日本棋院から本年1月1日付で囲碁5段の免状を頂きました。
        (愛知県蒲郡市 前田利昭)

 定年後12年が経過し、65歳になりました。現在は、山川町自衛隊父兄会副会長、民生委員の役職及びフラワーパークかごしま(県の嘱託職)に勤務しながら地域の皆様との触れあいを大事にしています。
 県南部にお出での際は是非お寄り下さい。
       (鹿児島県山川町 松下彦熊)

 私はこの2月末で会社を下番しました。
        (札幌市豊平区 松橋智明)

 兵砧や補給処組織の改編等について会報の記事によりその概要を知ることが出来ました。また十条駐屯地の写真を拝見し、その変貌に驚くと共に懐かしく一度訪問したいものと思つております。
        (佐賀県鹿島市 松本 武)

 少々喘息気味ですが、何とか元気で暮らしております。
       (横浜市青葉区 真鍋 清)

 今年は年男、72歳。青春再び、スキー一式青色に統一、岩木山頂から滑降します。
 登りは牛歩1時間、大斜面を桜満開の弘前眺め清風瓢々とシュプールを描きます。
        (仙台市泉区 三上元郎)

 脳梗塞で倒れて丸3年。相変わらず半身不随の不如意な生活を続けております。将に世捨て人の如き孤独な心境であります。
      (横浜市戸塚区 見砂一郎)

 脚に痺れと痛みがあり、歩行にやや困難を感ずる今日この頃です。
      (埼玉県志木市 水田新太郎)

 4月から悠々自適になりました。
      (京都市右京区 三田村幹男)

 第二の人生も終わり、現在地域福祉のボランテイアとして老人等の世話をしております。
       (埼玉県大宮市 峰村千徳)

 退官後5年になりますが、元気な毎日です。
      (福岡県大宰府市 宮崎繁行)

 工場移転のため、5月初めから富岡市(群馬県)に人生最後の単身赴任を約2年間の予定で待っております。
       (茨城県阿見町 村上 隆)

 自動車整備士として整備現場で頑張っております。
         (仙台市泉区 村越行雄)

 30年前に桂支処武器部技術課長を最後に退職、王土会の皆様の名前を見ても殆ど知らぬ人ばかりですが、武器科のことは今でも懐かしく思っています。
        (三重県大台町 村田力三)

 弘前市に本社のある丸大商事に勤めています。家具、呉服を主に販売しております。
 定年がなく、元気な内は頑張ります。
        (青森県八戸市 盛  英)

 先日孫娘の入隊式で空自の防府基地を訪れました。警察予備隊で最初に集結した時、米軍より返還されたままの旧兵舎は、木造平屋で1個中隊に対し洋式トイレが6個しかなく順番待ちで夜も眠れませんでした。
 新しい陸幕の担当の方がFOC出とか、初期の頃は2、3佐の構成で私は「車両の整備周期;の問題をテーマに選び、その後のORへの没入の契機となりました。茫漠35有余年、十条の赤煉瓦を憩い、皆様の健康を祈っております。
     (和歌山県和歌山市 森迫春夫)

 群馬県出身、東北仙台に住んで44年、良い季候、良い環境。元気で未だ勤めております。長男も東方防衛部に勤務しております。
     (宮城県多賀城市 茂呂長次郎)

 富士写真光機株式会社(大宮)を退職いたしました。
       (茨城県阿見町 八木司郎)

 83歳になりましたが、年齢に拘らず、老人クラブの会長等を引き受けて高齢者福祉に貢献したいものと頑張っております。
      (宮城県仙台市 柳沼栄三郎)

 十条で定年退職し、30年を経過しましたが、元気で暮らしております。これも皆様のご支援のお陰と感謝しております。
      (茨城県竜ヶ崎市 矢崎源七)

 残念ですが気管支喘息のため、禁酒禁煙で安静を余儀なくされております。
       (茨城県阿見町 安廣行正)

 お陰様で元気に暮らしておりますが、家族の看護のため手が離せません。
       (大阪府高槻市 矢野至誠)

 今年2月末日をもって日産自動車を退職いたしました。現在(5月現在)失業給付を受給中です。
       (千葉市若葉区 薮中建紀)

 東京まではなかなか遠くて行けませんが、南国宮崎で元気で過ごしております。
       (宮崎県都城市 山内久夫)

 昔のことは忘れ気味ですが、日常生活は元気でおります。
       (仙台市太白区 山口和衛)

 生まれ故郷で無事に日々を過ごしております。
      (鹿児島県国分市 山口藤吉)

 定年退官後、12年間の企業戦士を卒業し、現在、地域の役職員として奉仕しています。
政治、経済は混迷を深め、道義は退廃し、拝金利己主義の世相は嘆かわしい限りです。権利と義務、自由と規律を重んずる道義国家を目指すことが急務と思われます。
        (福岡県飯塚市 山口幸雄)

 毎日が日曜日であるが、糖尿病治療のため、結構忙しい生活を送っています。
       (静岡県御殿場市 山下 等)

 十条の火器射統工場長を最後に退職しましたが、あれから24年が過ぎました。その間トヨタ系会社の工場長、部長、取締役を歴任し、今は趣味を楽しみながら自由な生活をしております。十条がすっかり変わったのにはびっくりしました。
        (愛知県安城市 山下善男)

 身体の調子が悪く因っています。足、腰、肩と痛みが3年間続いています。
       (茨城県阿見町 山田 保)

 去る3月末日をもって第二の人生(会社員)に終止符を打ちました。
 今後は地域社会への奉仕を目指して頑張りたいと思っております。
        (兵庫県宝塚市 山田 告)

 陸上自衛隊の後方組織の大改革は時代のしからしめるところでしょうが、それにしても驚いております。
      (名古屋市中川区 山田茂登一)

 再就職1年4ヶ月、仕事にも慣れ、元気に過ごしております。
     (宮城県鹿島台町 山ノ内 東)

 年をとりましたが、未だ現役で学校での教育に携わっております。
        (福岡県春日市 渡辺 淳)

 現在は定職から離れ、市の体育指導員として月4、5日程度ボランティア的な仕事をしております。適度の緊張しまずまずの健康を保っております。
         (千歳市 渡辺宇喜雄)

 本年の誕生日を迎えると満82歳。心身共に1日1日弱っていくのが身にしみて感ぜられる昨今です。お若い方々に万事をお願い致します。王土会の益々のご盛会を祈っております。
      (東京都小平市 青野櫻一郎)

 補給整備管理組織の大改編の中、王土会が新組織のご協力で継続されることに感謝しております。
 昨春引退後、町内会長を引き受けたり、森を守るボランティアなどで結構雑用を楽しんでおります。
       (茨城県土浦市 植田 喩)

 現在動めを止め、完全に年金生活に入っております、
       (東京都杉並区 沖 昭雄)

 今年の5月で81歳を迎えましたが、何とか小康を保ち、日本防衛装備工業会(非常勤)の傍ら、地域の老人会の会長としてボランティア活動をしております。
     (東京都日野市 小野佐吉郎)

 病と適当に付き合って、チャンスがあればゴルフ場に出掛けております。
     (静岡県静岡市 荻島錦治)

  ☆新入会員
   「どうか宜しくお願いいたします」
久留島昭彦(武処)中尾義隆(補統)
扇田京二(補統)柚本計悟(補統)
光永正明(8後支)井手正雄(九処)
柳郷勝吉(九処)岐部英樹(武校)
奥田益雄(北処)加地義雄(北処)
飯田治親(幹校)田村悦章(関処)
茂森 豊(桧町駐)尾崎信康(北処)
兼子博勝(東北処)玉田 惇(北処)

 ★訃    報
   「心からお悔やみ申し上げます」
土方 茂(1教)[9.7.30]
篠田道雄(1武器)[10.1.18]
浜田 斉(十条)[10.3.7]
梅鉢 士郎(関処)[10.4.21]
谷本政一(武処)[10.5.18]
武下勘治郎(関処)[10.5.25]

  ◎事務局から
 1、事務局移転について
 既に、前号でもお知らせしましたとおり、十条駐屯地の大改編により、王土会事務局が十条駐屯地総務部の援護班から陸上自衛隊補給統制本部の火器車両部補給計画第一課管理班に置かれることとなりました。
 担当者も全て入れ替わり新たな発足となりましたので事務の引き継ぎ等に問題がなければと危惧しておりましたが、火器車両部長以下の積極的なご努力により何ら支障もなく円滑な移行が出来ましたことに対し皆様と共に心から謝意を表したいと思います。
 しかし、今度の事務局は将に補給統制本部の中枢に置かれております。従って本務の合間を活かしての活動となりますので、王土会としてもこれまでのような甘えは許されません。代表理事以下各理事とも心して積極的な運営に当たる覚悟でおります。
 会員各位におかれましても、このような状況を充分にご認識いただき、会の円滑な運営のため一層のご協力をお願いいたします。
 なお、改めて王土会事務局の所在をご紹介しておきます。
 郵便番号114−8564
 住所 東京都北区十条台1−5−70
    陸上自衛隊補給統制本部
    火器車両部補給計画第1課管理班内
      王土会事務局
        担当者 渡辺雅美1曹
 電話 03−3908−5121
            内線 2822
2、10月1日現在の王土会の役員の紹介
 代表理事高木謙次
 総括理事松尾 昭
 理  事稲見達之 澤田和明 瀬尾一彦
     田中敏勝 久光禧敬 馬渡義明
 事務局担者    渡辺雅美1曹
 事務局の担当部課長
  火器車両部長   佐伯仁司1佐
  補給計画第1課長 生越喬久2佐
   同右 管理班長 小石司津夫3佐
 王土会本部の担当
  陸幕武器化学課総括班
       班 長 山上 満1佐
       担 当 奥崎英昭3佐
 名誉願問
  陸幕武器化学課長 神本光伸1佐
3、年会費の徴収及び名簿作成資料送付について。
 別添の案内にもあります通り、例年と違って今年はこの時期に年会費の徴収をさせていただきますので、同封の振込用紙を使用の上、金1,000円也をご送金下さいますようお願いいたします。なお、既に喜寿を迎えられた方、及び既に前納されている方、また、春の総会時に納入された方は結構です。
 本来ならば、該当者のみに用紙を同封すれば宜しいのですが、送付業務の繁雑を避けるため、一律に振込用紙を同封させていただいておりますので宜しくお願い申しあげます。
 次に、名簿改訂のための基礎資料として、現在の皆様の名簿記載事項を明確にするために現在名簿から転記したものをお手元に送付させていただきました。良くご確認の上、誤りがありましたならば正しいものをご記入下さい。
 なお、生年月日、ふりがな、電話番号などに未登録(空欄)の方がおられますが、支障がなければ出来るだけご記入下さいますようお願いいたします。
 ご記入いただいた資料は、同封の返信用封筒をご利用の上、出来るだけ年内に事務局へ届くようご返送下さい。
 ところで、この資料は現在の名簿から一旦コンピューターに手入力したものですので、名簿記載事項と違っているところがあるかもしれませんが、どうかお許し下さい。
 以上2件、宜しくご協力下さいますようお願いいたします。

  ◎  編 集 後 記
 会報も、皆様からの「会報を楽しみにしている」との言葉に励まされながら13号を発刊するに至りました。
 しかし、何か一つのパターンに固着しているような気がしてなりません。
 一つには編集子が飛び回って記事を集めるような態勢にないため待受け状態にあるからではないかと悩んでおります。
 これを解消するには会員皆様からの積極的な投稿しかないのではないでしようか。
 これまでは身近な霞ヶ浦、十条、或いは土浦といったところの近況しかお伝えできておりません。どうか皆様の身近な武器科関連情報が入手出来ましたならどしどし送って下さい。写真だけでも情報量としては大きいものがあると思います。久しぶりに訪ねた元の古巣がこんなに変わつていた等というコメントをつけた写真でも結構です。
 皆様のための情報誌を皆様の手で作って下さい。        (担当 馬 渡)


最近の装備品の紹介C

96式40mm自動てき弾銃

性能諸元
 口  径  40mm
 銃身長  約454mm
 腔  線 16条右転
 照準方式  照門・照星式
 射距離目盛  300〜1500m
火力性能
 初速  約235m/s
 発射速度 約250〜350発/分
 持続発射速度 約40発/分
作動方式等
 作動方式  吹き戻し式
      (銃身前進式)
冷却方式  空 冷
給弾方式  リンクベルト給弾
本体の寸法重量
 全 長  約975m
 全 高  約273m
   全 幅 約297m
   重 量 約24.5kg
   製 作 豊和工業(株)

81式 短距離地対空誘導弾(C)
性能諸元
 誘導弾
 全長  約2、850mm(電波弾)
     約2、710mm(光波弾)
 直径  約160m
 重量  約105kg
 誘導方式
  赤外/可視複合画像ホーミング、
       アクティブ電波ホーミング
構成
 射撃統制装置1基 発射機2基
製作   (株)東芝
備 考
 81式短距離地対空誘導弾を改善し、射程の延伸、撃墜率、対妨害性、全天候生、非発見性等の向上を図ったもので、平成元年から開発に着手、7年度に制式化され取得に着手した。
赤外/可視複合画像ホーミングの光波弾とアクティブ電波ホーミングの電波弾を採用するとともに、ロケットモ一夕の噴煙を希煙化している。
 また、ミサイル4発劇後旋回した目標に対して間欠的に追随することにより、予想要撃点を変更できるUTDC(Up−To−DateCommand)誘導方式を採用している。



  [写真説明]
  光波弾の発射の瞬間
  (オン・ランチャーは電波弾)











inserted by FC2 system