目次
1 御挨拶 代表理事 高木謙次
2 新理事の紹介
3 会則改正に関する報告
4 年会費の徴収要領について
5 名簿の作成配布について
6 総会実施時期についての調査
7 編集後記 
王土会会報 第2号 (5.4.1)
  御 挨 拶
        代表理事 高木謙次
 私 この度の総会で、朝枝氏の後任に選出され代表理事をお引き受けすることに成りました。
歴史と伝統の有る本会の主旨をふまえて円滑な会の運営に努めると共に微力ながら王土会の充実・発展に寄与すべく努力致す所存でありますので、会員皆様のご支援・ご協力を賜わります様お願い申し上げます。
 なお総会の了承を得て本会は、本年より会費制に移行し、会員の皆様には年会費を御負担頂く事になりました。
 会運営基盤確立のため必要な処置としてお認め頂いたところですが、理事一同もこの事を深刻に認識して今後引き続き会員皆様のご要望により適合した会の運営に当たる決意を新たにしております。
 つきましては今後の会費徴収に関し会員皆様の格別なご理解とご協力を重ねてお願い申し上げる次第です。
  ◎ 第31回総会盛大のうちに終了
 第31回「王土会」総会はご案内のとおり、去る2月10日(水)、会場を第19回総会以来続いていたなつかしの池袋東方会館からグランドヒル市ケ谷に移して実施いたしました。
 正会員171名、それに武器補給処処長織田陸将、武器学校長木村将補、陸幕装備部副部長土井将補、調達実施本部副本部長小谷将補をはじめとし多くの現役会員にも参加をいただき、お陰様で総勢210有余名にのぼり、例年に劣らぬ盛大、且つ賑やかな会とすることができました。
 総会は、武器補給処の第11代副処長北村清一氏を初めとして平成4年度中に亡くなられた22名の方々のご冥福をお祈りする黙祷に始まり、朝枝前代表理事、及び林陸幕武器化学課長の挨拶、事業。会計報告、平成4年度叙勲受章者、及び新入会員の紹介など恒例の議事が執り行なわれました。
 更に今回は、特に会則の一部改正を議題としてとりあげましたが、出席の皆様におはかりした結果、満場一致の議決をいただき、裏面のとおり改正のはこびとなりましたので、よろしくご協力のほどお願い致します。
 なお、永きにわたり会の為にご尽力いただきました朝枝代表理事、馬渡(謙)理事、角園理事の退任が承認され、新たに高木元技本陸上技術開発官をはじめとし7名の者が新役員(松尾、荒海、財津の3氏は留任)として選出されました。
 総会終了後、池上第2代武器学校長音頭の乾杯で始まった懇親会は先輩・後輩、OB・現役の区別なくお互い打ち解け合い、在りし日の思い出にに耽り、年を忘れ、まさに春宵値千金の一夜であったと思われます。
 この様に、皆様のご協力により第31回総会が無事終了致しましたことを、役員一同心から感謝申し上げます。

 新 理 事 の紹 介
今回の総会において、役員改選が行われ、,左記の者が、本年度の役員を務めることとなりました。
 代表理事 高木 謙次 (いすず自動車)
 総括理事 松尾 昭 (日産自動車)
 理 事 荒海 巌 (小松製作所)
 理 事 稲見達之 (日産自動車)
 理 事 財津 永武 (トプコン)
 理 事 馬渡 義明 (興 和)
 理 事 安廣 行正 (カンセイ)

 会則改正に関する報告
先に述べましたとおり、今回の総会において王土会会則の一部を改正致しましたので、周知徹底のため改正部分のみを別紙として添付いたしました。

主な改正点は年会費の徴収であります。
 改正の趣旨は、年々会員が増加し、益々隆盛の道を辿りつつある当会にとって、常により緊密な会員相互間の親睦を固め、維持していく為には、事務経費の上昇も避けられません。又、世相同様会員の高齢化による弔意を表す機会の増加も現実として現れており、常時、万が一の必要経費のプールも考慮に入れておかなければならない状態になってきております。
このため、総会時における総会費のみではなく、経常費としてのための年会費の徴収も止むを得ないとの結論に達し、総会において審議を御願い致しました。
 審議の結果、満場一致で可決していただきましたので、総会にご出席いただけなかった方もご一読の上、ご了解くださいますようお願い致します。
その他の改正点としまして、会費徴収との関連において、次の2項目を新設いたしました。
(1)名誉会員の新設
 喜寿を迎えられた方に名誉会員となっていただき、長寿のお祝いの印として、年会費を頂かないこととしました。
(2)退会規定の新設
 年会費の徴収に伴い、徴収事務の適正化を,図るため正会員の資格を明確にすることとし会員退会規定を新設しました。

  年会費の徴収要領について
 年会費の徴収にあたりましては、1300余人に及ぶ、且つ全国に点在する会員各位からの徴収となり、また、専従の事務処理要員もいないため皆様方のご協力なくしては成り立ちません。
つきましては、お手数ですが、本年度は同封の振替用紙により各人ご送金くださいますようにお願い致します。(払込料金は会の方が負担となっております。お間違えなく。)
 なお、新設の名誉会員の規定により、既に喜寿を迎えられた方、及び本年中に喜寿を迎えられる方、即ち大正5年12月31日以前にお生まれの方は、年会費送金の必要はございません。

 名簿の作成。配布について
 会員名簿につきましては、前回は昭和63年に作成し、皆様に配布いたしましたが、早や5年の歳月が過ぎてしまいました。
 この間、多くの新入会員が入会されましたし、転職、転居された方も可成りおられるようでありますので、装いも新たにし、今年中に作成配布したいと考えております。
 つきましては同封のハガキに所要事項をご記入の上、4月30日までにお出しくださるよう御願い致します。
 なお、今回から会員相互の横の連絡を蜜にするため名簿に期別を入れたいと考えております。しかし、最近期別区分が複雑化してきておりますので、左記の要領でのご記入をお願い致します。
 陸士・海兵等………………陸士何期、海兵何期
 幹候(1期から17期)…………………幹候何期
 幹候(18期以降)………………………防大相当期
 事務官等の方は記入の必要は在りません。
また、ご不明の方はご記憶の期別を記入してください。
配布の細部要領についてはまだ未定でありますが、発行部数掌握のため、簿の必要な方はお手数ですが、ハガキの所定欄にその旨をご記入願います。

 総会実施時期についての調査
 本会においては、これまでは会計年度を12月末までとしているため、できるだけ年度当初に近い2月上旬に総会を実施してまいりましたが、皆様からの時期の変更の声も多くなってまいりました。
 そこで皆様のご意見を醸し、最もご賛同の多い時期に選定したいと考えております。
同封のハガキのアンケート欄にご回答をお願い致します。
 なお、やはり総会は年度当初の早い時期が適切かと考えますので、総会時期の変更となりました場合は、併せて会計年度も変更したいと考えておりますので、よろしくご了解ください。

編 集 後 記
 本会報は総会特集とし、総会にご出席いただけなかった方々にも少しでも当日の雰囲気を味わっていただこうと思い発行いたしました。少しでも皆様の参考になれば幸いです。
これからも機会を求めていろいろとお伝えしていく所存です。宜しくお願いいたします。

 











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